電話でのお問い合わせはTEL.017-782-8711
FAX.017-782-8702
〒038-0021 青森県青森市安田字近野160-3
●平成28年11月のテーマを更新しました。
平成28年11月のテーマは「腰痛を予防しよう!」です。
一雨ごとに気温が下がり、朝夕はすっかり冷え込むようになりました。人間の体は、寒くなればその寒さに慣れてきますが、季節の変わり目は身体が激しい変化についていけません。血流が激しく変化し、筋肉が硬くなる傾向があります。寒い時にぎっくり腰や腰痛が増えるといわれますが、気温というより激しい温度変化が原因のようです。腰痛は、休業4日以上の職業性疾病の6割を占める労働災害です。正しい腰痛予防の方法を身につけ、職場や家庭での腰痛を予防しましょう。
●職場での腰痛予防対策
近年高齢者の増加に伴い、福祉施設や医療現場で腰痛を抱える労働者が増えてきました。厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」(2013改訂)では、次のようなアドバイスが示されています。
○重いものを持ち上げる時や、体を曲げる、ひねる時の急な動作に注意する。
○作業時は対象にできるだけ、体を近づけて作業する。
○同じ姿勢を長時間とり続けないようにする。長時間の立ち仕事では、片足をのせる足台
や腰部をのせておくことのできる高いイスなど利用する。
○作業場内の温度が寒過ぎないようにする。
○作業前や休憩時間にストレッチを行う。
○心理的ストレスが腰痛を発症、悪化させる一因となるので、ストレスに考慮する。
等です。
●体操(ストレッチ)を行いましょう
腰痛の85%は、原因が特定しきれない「非特異的腰痛」だと言われます。姿勢を整えたり(背骨のS字カーブを正しい形に保持する)、ストレッチで筋肉をほぐすことで改善することもあります。以下の図を参考に、職場や家庭で体操を取り入れてみましょう。