健康づくりを、心身共に多面からサポートする疾病予防施設です。

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健康診断豆知識 (11月)

 慈恵クリニックでは、毎月「安全衛生委員会」を開催し、その中でお客様により良い健康診断
を提供する為に、毎月
健康についてのテーマを決めて館内にポスターを貼って情報提供をしてい
ます。
 「慈恵クリニック 健康診断豆知識」では、その健康についてのポスター及び、健康について
の知識を掲載してまいりますので、
「お客様の健康な身体づくり」の参考にしてくだ
さい。


●平成28年11月のテーマを更新しました。



平成28年11月のテーマは「腰痛を予防しよう!」です。


 一雨ごとに気温が下がり、朝夕はすっかり冷え込むようになりました。人間の体は、寒くなればその寒さに慣れてきますが、季節の変わり目は身体が激しい変化についていけません。血流が激しく変化し、筋肉が硬くなる傾向があります。寒い時にぎっくり腰や腰痛が増えるといわれますが、気温というより激しい温度変化が原因のようです。腰痛は、休業4日以上の職業性疾病の6割を占める労働災害です。正しい腰痛予防の方法を身につけ、職場や家庭での腰痛を予防しましょう。


●職場での腰痛予防対策

近年高齢者の増加に伴い、福祉施設や医療現場で腰痛を抱える労働者が増えてきました。厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」(2013改訂)では、次のようなアドバイスが示されています。

○重いものを持ち上げる時や、体を曲げる、ひねる時の急な動作に注意する。
○作業時は対象にできるだけ、体を近づけて作業する。
○同じ姿勢を長時間とり続けないようにする。長時間の立ち仕事では、片足をのせる足台
 や腰部をのせておくことのできる高いイスなど利用する。
○作業場内の温度が寒過ぎないようにする。
○作業前や休憩時間にストレッチを行う。
○心理的ストレスが腰痛を発症、悪化させる一因となるので、ストレスに考慮する。

等です。


●体操(ストレッチ)を行いましょう

 腰痛の85%は、原因が特定しきれない「非特異的腰痛」だと言われます。姿勢を整えたり(背骨のS字カーブを正しい形に保持する)、ストレッチで筋肉をほぐすことで改善することもあります。以下の図を参考に、職場や家庭で体操を取り入れてみましょう。



○下記の図も参考にしてください。