作業療法部門では11名の作業療法士がそれぞれの病棟に分かれ、精神科作業療法や生活機能回復訓練を行っています。対象は精神疾患に加え、認知症の方にも対応しています。
活動内容は1週間を通しプログラムが決まっています。内容としては、皮革細工や裁縫、ぬり絵等を行う創作活動や体を動かす軽スポーツやレクリエーション、その他カラオケや園芸、外部の講師を招いての踊り・音楽教室等、様々な活動があり、各病棟スタッフと協力しながら進めています。また身体面への個別的な治療で心身機能の維持・活性化を図ったり、料理教室や外出支援など、入院生活の中で患者がより充実した時間を送ることが出来るよう指導・援助を行っています。加えて、まだ少ない人数ではありますが外来作業療法も行っており、退院後の生活に対しても支援しています。
作業療法スタッフ一同は「全ての患者に楽しんで頂きたい」という意識を持ち、安心感を引き出せるような環境作りを目指しています。また、スタッフそれぞれに新しいことにチャレンジする心や、より良く改善したいという思いが強く、パワーに満ち溢れています。そして「何事もスタッフで話し合う」ということを心掛け、意見を出し合う事で良い物を作り上げていく事に日々努めています。
